三菱武道会

明治44年岩崎小彌太が駿河台の自邸内に道場を建て、剣道の稽古場としたのが発祥です。その後大正七年、三菱倶楽部武術部として丸ノ内に道場を建設し、柔剣道の稽古を行いました。太平洋戦争激化のため一時中止、また戦後は占領軍の禁止のため稽古が出来ませんでしたがその後復活、現在は合気道の他に剣道・柔道・居合道・空手道・杖道・弓道の各武道が巣鴨に三菱養和会の「思斉館」三菱武道場で毎朝・夕稽古を行っています。毎年9月に日本武道館を借りきって全国三菱武道大会が開かれ上記の各武道(弓道は済寧館)の試合および演武が行われます。これは一企業団体が催す武道大会としては最も伝統のある、かつ最大規模のものです。合気道は昭和44年の第十三回大会から毎年これに出場しています。

 

■教条  昭和18年に三菱養和会会長岩崎小彌太により定められた教条